ストレスチェックの基礎の基礎

12月1日よりいよいよ「ストレスチェック」が始まります。

ストレスチェックを少しずつご説明していきたいと思います。


ストレスとは?

・個人にとって負担となるようなできごとや周囲からの要請のことを

 ストレッサーと言います。

・ストレッサーによって引き起こされる

1.心理的反応(不安・緊張・イライラ・興奮・混乱・無気力・憂鬱) 

2.身体的反応(動機・冷汗・胃痛・下痢・手の震え・疲労感・食欲低下)

3.  行動面の反応(遅刻・欠勤・アクシデント・けんか・飲酒量の増加・作業能率低下)

ストレス反応と言います。


ストレスチェックとは?

・従業員50人以上の事業者が実施義務。

1年に1回以上、労働者のストレスチェック。結果を労働者へ通知。

・高ストレスと判断された労働者が希望した場合、医師との面接指導

・職場環境の改善は、努力義務。


ストレスチェックの検査内容とは?

ストレスチェックの調査項目としては、「職業性ストレス簡易調査票」

が推奨されていますが、事業者が項目を設定しても良いことになっています。


独自に調査項目を設定する場合は?

・職場のストレス要因

・心身のストレス反応

・周囲のサポート

この3領域が含まれていなければなりません。


含めるべきではないものは?

・性格検査

・希死念慮

・うつ病の検査

この3点は含めるべきではありません。